2016-01-01から1年間の記事一覧

この世界はすべて仮のもの。そしてすべて真実だ 〜「法華経」方便品

「方便」(ほうべん)とは何なんだ!? 「嘘も方便」ということわざは、みなさんも聞いたことがあるだろう。これは嘘をついても、それは真実を伝えるための仮の手段である、ということである。よく浮気した夫が、「昨日は上司との飲み会で・・・」などと、かみ…

法華経と筋トレ〜男性ホルモンは宗教生活の敵か!?

男性ホルモンは宗教生活の敵か!? テストステロンという男性ホルモンをご存じだろうか。筋トレレなどをやると、ドバーッと沸いてくるホルモンだ。このテストステロンだが、よく言われるのが、攻撃性や支配性、暴力性などを誘発するといわれている。ところで、…

おれたちが救われる「霊的な時間」についてもうひと言いわせてくれ〜「法華経」序品その5

救ってくれたのはいつも「霊的な時間」 おれはかつてこのブログで書いたように、30歳を過ぎたころ、精神に行き詰まりを感じておかしくなり、会社もリストラ的に辞めて、ぷーたろー生活に入り、借金を作った。仕事が決まらないので、借金もかさみ、蟄居生活で…

あなたがきっと救われる「霊的な時間」〜「法華経」序品その3

時間の感覚を打ち壊される 法華経は最初のところから、なんだかわけがわからなくなる。それぞれの文章が難解なわけではないのに、全体として、「ぽかーん」としてしまう。どうしてだろう。おれが思うに、いろんな人が出てきて、いろんなことを語るからだろう…

「法華経」を読むと、道元も思い出す 〜「法華経」序品補足

時空間の概念がかく乱される どうもです。前回、前々回と、「法華経」の冒頭部「序品」について、ざっくりとしたお話をした。読者の方から「わかりにくい」というご指摘もあった。 なので、ちょっと補足しておく。おれが「序品」を読んで感じていること。そ…

時間の概念を超越するスペクタクル・ロマン 〜「法華経」序品その2

過去が未来へ、未来が過去へ おれたちは過去を悔やみ、未来を憂いて生きている。毎日は後悔と不安で渦巻いている。しかし、もし、過去や未来が、おれたちが考えている手の届かないものでなかったら、おれたちが過去から未来に渡って、永遠の宇宙につながって…

現在・過去・未来・・・すべてを知ってくれているお方がいた〜序品その1

現在にも過去にも未来にも存在するお方とは こんにちは。萌え寺・了法寺のご住職と親しくさせていただき、「法華経」を読む機会を得た。いままで苦手意識満載の「法華経」を読む気になったのは、了法寺のご住職の「ホケキョー愛」に心を打たれたからに他なら…

おれが見つけた新しい経典「法華経」

人生にまた災難が訪れる お久しぶりです。おれはまた新たな局面を迎えたので、ブログを再開します。おれはいま、52歳になった。はっきりいって、じじいである。これを読んでくださっているみなさんはおそらく、もっと若くてやりたいことがたくさんあり、体力…